ディテーラーズフォーラムに参加して感じた「ディテーリングの未来」
ディテーラーズフォーラム に参加してきました。
100社を超える企業・個人事業主が集まり、
業界の今とこれからについて語り合う、非常に熱量の高い空間でした。
今回の目玉は、
株式会社BUDDICA中野優作 さんをゲストに迎え、
まなっちガレージの真中さんと対談。
その後のテーブル交流会、立食形式の全体交流会まで含め、かなり濃い一日となりました。
目次
BUDDICA PHOENIX PRO 立ち上げの背景

語られたのは、新たに立ち上げるコーティング事業「BUDDICA PHOENIX PRO」について
まず中野さんから「ディテーリングの未来は非常に明るい」と一声がありました。
ディテーリングの市場は一強も一強で、皆様ご存知のあの会社がダントツで面を刈り取っているとのこと、今回、BUDDICA PHOENIX PROではその市場をさらに広げ世界一を目指す。
また、バディカ既存店舗では処理台数が追いつかない。
日々10台前後の仕上げが必要な状況。
「箱の中では無理。だったら別の箱を作るしかない。」
非常にシンプルですが、強い意思を感じる言葉でした。
全国展開ではなく、目指すのは“世界一”。
やるなら一番を目指す。
このスケール感はやはり圧倒的でした。
技術よりも“見せ方”が勝負を分ける
BUDDICA PHOENIX PROの立ち上げに監修として起用されたのは
見せ方と仕組み化に強いパートナー「センスアール」様
評価ポイントは技術そのものが良いのはもちろんですが、
・見せ方のうまさ
・わかりやすさ
・仕組み化する力
実際に「センスアール」様で50万円のコーティングがたくさん売れている事例を挙げながら、
「同じ商材でも、ブランドで選ばれる」という話がありました。
見せ方で差別化をはかりブランドを作っていく、アパレルの例も挙げられていましたが
まさに同じ生地や素材だったとしても、どうやって見せるかで価値は変わってきますね…
ここは会場全体が深く頷いていた印象です。
ディテーリングの課題は“分かりにくさ”

対談の中で何度も出てきたのが、
「ディテーラーの価値は分かりにくい」
という点でした。
量販型コーティングと職人系コーティング。
価格差はあっても、その違いが顧客に伝わっていない。
これは正直、業界全体の課題だと思います。
どれだけ磨いても、
どれだけ時間をかけても、
“伝わらなければ価値にならない”
この言葉が強く刺さりました。
小規模事業者が戦うためのヒント

中野さんから出たアドバイスも非常に具体的でした。
・ホームページよりSNS
・社長の顔を出す
・“自分が1台ずつやっている”ことを見せる
・地域名+コーティングで検索を取る
・Googleマップに動画を載せる
つまり、
「誰がやるのか」「何をしているの」かをわかりやすく見せること。
これが小規模事業者の最大の武器だという話でした。
これは確かにその通りだと感じました。
競争より市場拡大
もう一つ印象的だったのが、
「市場を奪うな、広げろ」
という考え方。
Amazonでの販売実績連続1位のお話から
10ある市場のうち1を刈り取ったのではなく11に広げたと考えている。
100万円の車を一人で売るより、
パートナーと利益を分けて広げる。
中古車市場も同じで、
新車志向だった人を中古へ。
コーティング未実施層に価値を伝える。
“パイの奪い合い”ではなく、“パイを広げる”
これは今後のディテーリング業界にも必要な発想だと感じました。
交流会で感じたこと

対談後のテーブル交流、立食形式の全体交流では、
100社を超える参加者がそれぞれの想いを持って集まっていました。
皆さん本当に熱量が高い。
普段現場でかかえる課題や事例を共有しあうことで、終始学びしかなかったです。
TEIN NEXTとしては、現場の方々のリアルなお声を聞くことができ貴重なお時間でした。
「業界を良くしたい」
「もっと価値を上げたい」
そういう前向きな空気が会場全体に広がっていました。
私が感じた“未来”

今回参加して感じたのは、
ディテーリングは、
技術の時代から
“価値設計の時代”へ
移っているということ。
職人技は当然大事。
でも、それをどう伝え、どう選ばれ、どう広げるか。
今回の対談は、そのヒントが詰まっていました。
そして、発信力やブランド力がより重要になるこれからの時代、
施工技術だけでなく「どう見せるか」という視点もますます大切になっていくと感じています。
空間づくりや演出も、その価値を伝える一つの手段。
TEIN NEXTとしても、発信のしやすい環境づくりという面で、お手伝いできる場面があるのではないかと考えています。
競争するのではなく、共闘する。
奪うのではなく、広げる。
この思想が広がれば、
ディテーリング業界はもっと大きくなる。
そう確信できた一日でした。